2011年12月03日
WEBサイト翻訳
ちょっと試しに、以下の文章で幾つかのサイトで試してみた。
Terrain
Hilly terrain of Krušné hory mountains (Ore Mountains/Erzgebirge) along the Czech/German border, elevation from 550 to 1018 m above sea level. Mixed (coniferous and broad-leaved) forest with various levels of passability, numerous water objects: rivers, streams, lakes and swamps. Some moors are non-passable. Many forest tracks, paths and trails.
エキサイト翻訳 - Excite http://www.excite.co.jp/world/
Google 翻訳 http://translate.google.co.jp/
Yahoo!翻訳 http://honyaku.yahoo.co.jp/
livedoor 翻訳 http://livedoor-translate.naver.jp/
今回はGoogleが一番良かった。次はエキサイト。残り2つはかえってわからなくなる非日本文って感じだった。
まあ、英文が変われば評価も変わるのかもしれないけれど。
2011年11月30日
福島 原発と人びと (岩波新書)
広河 隆一

多くの人に是非読んでいただきたいお勧めの本。
発生直後から現地取材を重ねてきた著者が、写真多数を載せて事故直後の福島を克明に報告。あわせて、チェルノブイリ事故から学ぶべきことと、「福島」を対照してみる。
2011年08月01日
インターセックス
インターセックスが何を意味するのかも知らずに何故か気になって手に取った本だった。460頁の大著だが、スラスラとほとんど一気に読めた(本当は徹夜して一晩で読んでしまいたいところだったが、自重して午前3時に中断し、睡眠休憩が入ったので一気読みではない)。
一応のジャンルは「医学サスペンス」に入るのだろうか。サスペンス仕立てにしなくても読み進めたくなる内容だが、サスペンス仕立てであることで、読むスピードが速まったことも確かだ。
インターセックスとは、男女どちらでもない性器官をもっていることを指す。そんな人々の苦悩を、一人の女医を主人公にして、様々なインターセックス「患者」たちとその家族、医師たちの葛藤を描いている。
「ひとは男女である前に人間だ」と説く主人公が、高度医療の聖地のような病院を舞台に活躍し、医療の錯誤と問題点、そして人間の尊厳を問う。
2011年02月07日
「勝間さん、努力で幸せになれますか」を読んだ
「勝間さん、努力で幸せになれますか」(朝日新聞社)を読んだ。勝間和代と香山リカの対談集である。香山の本は何冊か読んでいるが、勝間の本は読んだことがない。二人のスタンスは対極にあるかに見える。しかし、自分にはその両方があることを痛感する。期待せずに読み始めたが意外と面白かった。
2010年10月10日
温暖化論のホンネ
環境ジャーナリスト・枝廣淳子氏、温暖化予測の科学者・江守正多氏、そして環境問題に関連する多くの著作をもつ大学教授・武田邦彦氏の三者の鼎談。
個々人の著作やTV番組の中の討論では、水と油のような温暖化脅威論と懐疑論という立場に見える江守と武田が、「温暖化」に関して意外と近い考え方をしていたりするのが面白い。それぞれの思惑がTV討論と言った場でどのように表現されるのかが伺えて興味深い。何が共通理解で、何が対立事項なのか・・・・温暖化を考える上で興味ある1冊だ。
2010年04月19日
迷惑メールフィルタの落とし穴
その会場で、知人に遭遇し、その場では記憶していないメールアドレスをブログ経由で連絡してもらうことを約束した。
その連絡が届かない(ブログ経由でメールが届くはず)ので変だなあと思っていた。ブログの方は、実はメインに使っているパソコンが"気まぐれ"故障中で使用不可。パソコンに覚えさせたパスワードでアクセスしていたので、サブのノートPCからは管理サイトに入れない。
面倒だなと思ったが、サブのノートPCからパスワードを忘れたのでパスワード再発行の手続きをとった。しかし、その再発行に関わるメールも届かない。
知人からの連絡と違い、ブログ管理会社からのメールは届いていないはずがないので、パソコン上のメールソフトの問題かなと思い、WEB上でメール確認。そう、受け取りたいメールが2通、迷惑メールのフォルダに振り分けられていた(PC上のメールソフトは迷惑メールフォルダのメールは受信しない)。
いやあ、危なかった。迷惑メールフォルダに振り分けられたメールは近日中に自動削除されるはずなので、連絡が来ないな来ないなって思っているだけだったら、気づかないうちに消滅していたかも。
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2010年03月10日
「廃用身」
文庫本裏表紙の内容説明には以下のようにある。
廃用身とは、脳梗塞などの麻痺で動かず回復しない手足をいう。神戸で老人医療にあたる医師漆原は、心身の不自由な患者の画期的療法を思いつく。それは廃用身の切断だった。患者の同意の下、次々に実践する漆原を、やがてマスコミがかぎつけ悪魔の医師として告発していく―。
私は廃用身という言葉も知らなかったが、そのような手足を持つことの苦痛や介護の大変さをこの本で知った。
麻痺で身体のお荷物になった老人の四肢を切断する治療が「Aケア」。その治療は本当に患者のためになるのか・・・「患者」は四肢を切断したことを後悔してはいないのか?介護する側(家族そして介護従事者)はどうなのか?
あるときは自分を「患者」の立場にして読む。あるときは、「患者」の家族の立場になって考える。介護従事者になったり医師の立場にもなる。
かなりショッキングな内容であり重い話だが、どんどん引き込まれた。
小説は、「Aケア」を考案した医師漆原の自著による「Aケア」療法紹介書とそれに付記された異様に長い編集部註で構成されている。
前半は、漆原の「Aケア」療法の自著本文である。療法を考案するにいたる経緯、手術第一例から最終例までの顛末が記されている。療法考案者側の視点からは「Aケア」療法がすばらしい療法に思えてくる。
後半は、編集者がこの本の出版前後の「Aケア」がらみの騒動の顛末を記している。「Aケア」療法を悪魔の所業だと糾弾するマスコミによる一連の記事を取り上げ、その内容を検証した編集者矢倉の見聞記である。記事は糾弾側の視点であり、見聞記は比較的中立的立場である人の視点で「Aケア」が語られる。読みながら、前半の漆原自著を読んでいたときとは、「Aケア」に対する自分の評価が微妙に変わってきているのがわかって面白かった。
前半の手記では順調で効果的に思えた「Aケア」療法だが、後半に入ると療法を糾弾する報道があり、医師漆原は追い込まれていく。はじめは報道に反論せずノーコメントを貫いていた彼は、やがて反論し失踪しそして終幕を迎える。漆原は?患者は?患者の家族は?・・・漆原の家族は?漆原の友人知人は?・・・波紋は広がる。
医師漆原は純粋に患者のためをだけを考えて患者に療法を薦めているのか・・・いろんな疑問が浮かんでくる。続きを読む
2010年01月25日
当確への布石
第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作(受賞作品を大幅改稿して単行本発刊)の文庫化。
大学の准教授をしている女主人公は、TVのワイドショー番組の有名コメンテータでありかつ犯罪被害者救済活動を続けてきていた。そんな彼女が衆議院統一補欠選挙への出馬を決めると、元犯罪者のプライバシーを侵害するビラ撒きで騒ぎを起こす団体「凶悪犯罪抑止連合会」から推薦状が届く。戸惑う主人公は、教え子の夫である元刑事に相談する。
抑止連の正体は?選挙の行方は?−−−上巻は、比較的シンプルに選挙戦と抑止連の捜査を描くが、下巻になると話は一挙に複雑化していく。
雑誌記者の書く記事に振り回される選挙運動、抉り出される女主人公の過去、主人公の周辺登場人物のそれぞれの過去も"現在"に絡んでくる。抑止連首謀者とそれに連なる人物たちの思惑・・・。
網の目のように関連づく補選のカラクリが次第に見えてくる。ミステリーであり、「本格選挙小説」であり、犯罪被害者問題を問う社会小説でもある。実に面白かった。でも、結末はちょっとあっけなかったかなあ・・・。
2010年01月09日
脳内出血
身元不明の変死体と論文捏造という珍しい組合せを題材にした医療ミステリー。
昨年、この著者の本を何冊か--「摘出」、「瘢痕」、「昏睡」、「特効薬」、「全身麻酔」、「死の点滴」--読んだ。これらは、手術ミスや薬剤使用ミス、新薬開発などにからんだ医学・医療界の闇を描く医療ミステリーで、面白くて次々と読んだのだが、この作品「脳内出血」は少し異色だ。医学部がらみの話ではあるが、むしろ刑事もののミステリーとしての要素が強い。舞台は、医学部ではなくて理学部や工学部でも成り立ちそうだ。
その分、医療ミステリーとしても刑事ミステリーとしても中途半端と言えるかもしれない。
身元不明死体の身元も犯人も「種明かし」の前にわかってしまうし、最後の「どんでんがえし」はまるで必要性を感じない「お笑い」ネタになっている。
医療ものとしても刑事ものとしても中途半端というのが、ある意味この本の魅力かもしれない。その分気楽に読める。
論文捏造に関係する登場人物のそれぞれの立場が面白いというか、楽しめた。
2009年12月30日
理想の島?エンデの島
作家の門倉が、雑誌の取材のために訪れた伊豆諸島の奥ノ霧島は、ミヒャエル・エンデの「パンを買う金と、株に投機する金は違うはずだ」という言葉を具現化した、まさに理想の島だった。取材するにつれて魅せられていく島の状況・・・・善意のボランティアに支えられた病院や議会、コミュニティの信頼関係を醸成しボランティア活動を円滑化さえする地域通貨。
『失われた地平線』の桃源郷「シャングリラ」とはまた別のまさに現代風の理想郷がそこにあった。裏表紙のこの本の紹介文には、「愛の経済小説」という表記があるが、人間の真の幸福と理想かもしれない小社会のひとつの回答がここに描かれている。
しかし、理想社会も結局は人材の問題なのかなっていう気も少しした。







