2012年05月22日

笑う警官 [DVD]

直木賞作家佐々木譲氏が02年に実際に起こった北海道警察による組織ぐるみの汚職事件をヒントに書き下ろした道警小説(シリーズの第1作)を原作とする角川春樹映画。

末端警官vs警察組織、腐敗する警察上層部の陰謀に所轄署の刑事たちが挑む顛末。所轄署刑事たちの各人各様の葛藤が面白く見ごたえがある。
終盤の結末がモヤモヤとしてよくわからないのは、次回作へ含みを持たせているのだろうか?

あらすじ

女性警官殺害の容疑で同僚警官が指名手配された。さらに異例の射殺命令までも。
時を同じく、この事件に疑惑を抱いた所轄の警部補・佐伯は信頼する仲間と共に秘密裏に捜査を開始。
捜査が進むにつれ浮かび上がる、警察内部の闇。事件解決までに残された時間はわずか15時間。
警官VS警察組織、一夜限りの攻防戦が幕を明ける―。


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2012年05月13日

小説「マグマ」、面白かった

"ハゲタカ"ファンドが、買い取った「日本地熱開発」会社の再生をするために奔走する。「ハゲタカ」の作者が描く大型経済情報小説。
原発の陰で見捨てられ続けてきた地熱発電…政治家、研究者、投資家のそれぞれの思惑。
2008年の文庫本化だが、単行本の発行は2006年。したがって話の中に、2011年3月の原発事故の話は当然出てこないが、脱原発が叫ばれる311以後の今この本を読むと、非常に興味深いものがある。


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地図作成の面白さ「地図の科学」

前半は、地図の関する一般知識の復習で退屈だったが、後半は地図を作る作業はどんなものかが語られ、結構興味深かった。国土地理院で地形図作成に携わり、その後地図会社に勤務した著者ならではの話というところだ。古い本にも類書はあると思うが、2010年10月発行の本らしくWEB上の地図に関しても言及されていて、地図に興味のある人にはそれなりの楽しめる1冊かと思う。

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2011年12月03日

WEBサイト翻訳

今は、いろんなポータルサイトでウェブサイト翻訳ができるんだね。
ちょっと試しに、以下の文章で幾つかのサイトで試してみた。

Terrain
Hilly terrain of Krušné hory mountains (Ore Mountains/Erzgebirge) along the Czech/German border, elevation from 550 to 1018 m above sea level. Mixed (coniferous and broad-leaved) forest with various levels of passability, numerous water objects: rivers, streams, lakes and swamps. Some moors are non-passable. Many forest tracks, paths and trails.

エキサイト翻訳 - Excite http://www.excite.co.jp/world/
Google 翻訳 http://translate.google.co.jp/
Yahoo!翻訳 http://honyaku.yahoo.co.jp/
livedoor 翻訳 http://livedoor-translate.naver.jp/

今回はGoogleが一番良かった。次はエキサイト。残り2つはかえってわからなくなる非日本文って感じだった。
まあ、英文が変われば評価も変わるのかもしれないけれど。
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2011年11月30日

福島 原発と人びと (岩波新書)

福島 原発と人びと (岩波新書)
広河 隆一
4004313228

多くの人に是非読んでいただきたいお勧めの本。
発生直後から現地取材を重ねてきた著者が、写真多数を載せて事故直後の福島を克明に報告。あわせて、チェルノブイリ事故から学ぶべきことと、「福島」を対照してみる。
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2011年08月01日

インターセックス

インターセックスが何を意味するのかも知らずに何故か気になって手に取った本だった。460頁の大著だが、スラスラとほとんど一気に読めた(本当は徹夜して一晩で読んでしまいたいところだったが、自重して午前3時に中断し、睡眠休憩が入ったので一気読みではない)。
一応のジャンルは「医学サスペンス」に入るのだろうか。サスペンス仕立てにしなくても読み進めたくなる内容だが、サスペンス仕立てであることで、読むスピードが速まったことも確かだ。


インターセックスとは、男女どちらでもない性器官をもっていることを指す。そんな人々の苦悩を、一人の女医を主人公にして、様々なインターセックス「患者」たちとその家族、医師たちの葛藤を描いている。
「ひとは男女である前に人間だ」と説く主人公が、高度医療の聖地のような病院を舞台に活躍し、医療の錯誤と問題点、そして人間の尊厳を問う。

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2011年02月07日

「勝間さん、努力で幸せになれますか」を読んだ

「勝間さん、努力で幸せになれますか」(朝日新聞社)を読んだ。勝間和代と香山リカの対談集である。香山の本は何冊か読んでいるが、勝間の本は読んだことがない。二人のスタンスは対極にあるかに見える。しかし、自分にはその両方があることを痛感する。期待せずに読み始めたが意外と面白かった。

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2010年10月10日

温暖化論のホンネ

環境ジャーナリスト・枝廣淳子氏、温暖化予測の科学者・江守正多氏、そして環境問題に関連する多くの著作をもつ大学教授・武田邦彦氏の三者の鼎談。
個々人の著作やTV番組の中の討論では、水と油のような温暖化脅威論と懐疑論という立場に見える江守と武田が、「温暖化」に関して意外と近い考え方をしていたりするのが面白い。それぞれの思惑がTV討論と言った場でどのように表現されるのかが伺えて興味深い。何が共通理解で、何が対立事項なのか・・・・温暖化を考える上で興味ある1冊だ。

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2010年04月19日

迷惑メールフィルタの落とし穴

昨日、秦野弘法山ロゲイニング参加
その会場で、知人に遭遇し、その場では記憶していないメールアドレスをブログ経由で連絡してもらうことを約束した。

その連絡が届かない(ブログ経由でメールが届くはず)ので変だなあと思っていた。ブログの方は、実はメインに使っているパソコンが"気まぐれ"故障中で使用不可。パソコンに覚えさせたパスワードでアクセスしていたので、サブのノートPCからは管理サイトに入れない。
面倒だなと思ったが、サブのノートPCからパスワードを忘れたのでパスワード再発行の手続きをとった。しかし、その再発行に関わるメールも届かない。

知人からの連絡と違い、ブログ管理会社からのメールは届いていないはずがないので、パソコン上のメールソフトの問題かなと思い、WEB上でメール確認。そう、受け取りたいメールが2通、迷惑メールのフォルダに振り分けられていた(PC上のメールソフトは迷惑メールフォルダのメールは受信しない)。
いやあ、危なかった。迷惑メールフォルダに振り分けられたメールは近日中に自動削除されるはずなので、連絡が来ないな来ないなって思っているだけだったら、気づかないうちに消滅していたかも。

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2010年03月10日

「廃用身」

4344406397
廃用身 (幻冬舎文庫)
久坂部 羊
2003年単行本 2005年文庫化

文庫本裏表紙の内容説明には以下のようにある。

廃用身とは、脳梗塞などの麻痺で動かず回復しない手足をいう。神戸で老人医療にあたる医師漆原は、心身の不自由な患者の画期的療法を思いつく。それは廃用身の切断だった。患者の同意の下、次々に実践する漆原を、やがてマスコミがかぎつけ悪魔の医師として告発していく―。

私は廃用身という言葉も知らなかったが、そのような手足を持つことの苦痛や介護の大変さをこの本で知った。

麻痺で身体のお荷物になった老人の四肢を切断する治療が「Aケア」。その治療は本当に患者のためになるのか・・・「患者」は四肢を切断したことを後悔してはいないのか?介護する側(家族そして介護従事者)はどうなのか?
あるときは自分を「患者」の立場にして読む。あるときは、「患者」の家族の立場になって考える。介護従事者になったり医師の立場にもなる。
かなりショッキングな内容であり重い話だが、どんどん引き込まれた。

小説は、「Aケア」を考案した医師漆原の自著による「Aケア」療法紹介書とそれに付記された異様に長い編集部註で構成されている。
前半は、漆原の「Aケア」療法の自著本文である。療法を考案するにいたる経緯、手術第一例から最終例までの顛末が記されている。療法考案者側の視点からは「Aケア」療法がすばらしい療法に思えてくる。

後半は、編集者がこの本の出版前後の「Aケア」がらみの騒動の顛末を記している。「Aケア」療法を悪魔の所業だと糾弾するマスコミによる一連の記事を取り上げ、その内容を検証した編集者矢倉の見聞記である。記事は糾弾側の視点であり、見聞記は比較的中立的立場である人の視点で「Aケア」が語られる。読みながら、前半の漆原自著を読んでいたときとは、「Aケア」に対する自分の評価が微妙に変わってきているのがわかって面白かった。

前半の手記では順調で効果的に思えた「Aケア」療法だが、後半に入ると療法を糾弾する報道があり、医師漆原は追い込まれていく。はじめは報道に反論せずノーコメントを貫いていた彼は、やがて反論し失踪しそして終幕を迎える。漆原は?患者は?患者の家族は?・・・漆原の家族は?漆原の友人知人は?・・・波紋は広がる。
医師漆原は純粋に患者のためをだけを考えて患者に療法を薦めているのか・・・いろんな疑問が浮かんでくる。

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